「第3回ひょうご農福連携コンテスト」で赤穂市立障害福祉サービス事業所赤穂市立さくら園がグランプリに輝く!
兵庫県は、3月11日(月)に県内の障害福祉サービス事業所がこれまでに実施している農福連携の取組や事業アイデアを募集し、専門家からアドバイス等を得る「ひょうご農福連携コンテスト」を開催しました。
各事業所によるプレゼンテーションを踏まえ、各分野の専門家から地域貢献性や工賃向上に資する取組であるか等、様々な観点から評価とアドバイスを受けました。
グランプリに輝いたのは、赤穂市立障害福祉サービス事業所赤穂市立さくら園の「『いつでも、だれでも』障がいのある方が活躍でき、地域貢献できる農福連携の取組を実施」です。取組の概要は以下の通り。
令和3年度から農福連携に取り組み始め、令和3年度は作業日数8日、延べ従業者数48名から令和5年度には作業日数約250日となり、延べ従業者数700人と14倍に増加している。利用者が効率よく規定通りの作業が出来るように、治具の工夫・改良を行っている。
また、関西福祉大学との連携を図り、学生に農福連携の取組を伝え、単なるボランティアだけでなく、障害者がスムーズに作業に取り組める治具の作成を検討するなど、地域社会に貢献できる人材の育成を目指す。
出典:兵庫県ウェブサイト「第3回ひょうご農福連携コンテストのグランプリ決定」
このほかアンソレイエ・レーヴ(兵庫県加古川市)の「放置竹林に見た工賃UPの光」と、ジョブサポート希望(兵庫県宝塚市)の「黒枝豆茶&黒枝豆桑茶(ブレンド茶)の製造」が優秀賞を受賞し、PASSO多可、PASSO西脇(兵庫県多可町)の「持続することが、大切なSDGs~半歩からはじめよう~」と、書写ひまわりホーム(兵庫県姫路市)の「福祉×農業=∞」が審査員特別賞を受賞しました。
関連情報
ひょうご農福連携コンテスト農福連携とは、農業と福祉が連携し、農業経営の発展とともに、障害者の農業分野での活躍を通じて生きがい等を創出し、社会参画を促す取り組みです。 ひょうご農福連携コンテスト
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