第1回とっとり農福連携コンテストで特定非営利活動法人大地 いちごの広場がグランプリ!発表動画を公開中
鳥取県は2024年2月9日(金)、第1回とっとり農福連携コンテストを開催しました。グランプリ(最優秀賞)には、特定非営利活動法人大地 いちごの広場が選定され、同月20日(火)に平井伸治 鳥取県知事から賞状が授与されました。
いちごの広場による「白ねぎ調製における人と作業のマッチングの実践」は「人と作業の配置(マッチング)について、淡路式をうまく活用されており、ネギを栽培している他事業所の参考になるモデル」として評価されました。
いちごの広場では、白ねぎの調製作業の箱折りや仕分け作業の際に独自治具「箱折くん(はこおりくん)」や「目立ち棒(めだちぼう)」を活用。さらに、農福連携技術支援者育成研修(鳥取県開催)で学んだツール「淡路式農作業分析表及び難易度分類表」を所内で横展開することで、職員の配慮の視点が細かくなり、効率的な作業が可能となり、利用者の作業能力向上につながりました。
2024年5月16日(木)、特定非営利活動法人鳥取県障がい者就労事業振興センターがコンテストの動画を公開しました。コンテストと同日開催の農福連携セミナーでは鳥取県外での優良事例の紹介、農福連携コンテストでは8事業所による発表をご覧いただけます。
第1部:農福連携セミナー
大隅半島ノウフクコンソーシアム
社会福祉法人ゆずりは会
質疑応答
第2部:農福連携コンテスト
発表事業所及び発表概要
- 社会福祉法人鳥取福祉会 うぶみ苑多機能型事業所
- 休耕田を活用したひまわり畑の育成によるSDGsの取組み
- 社会福祉法人もみの木福祉会 もみの木作業所
- 近隣企業((株)シルクファーム)等と連携したサツマイモを通じた地域連携の取組み
- 特定非営利活動法人大地 いちごの広場
- 白ねぎ作業における独自の治具開発及び「淡路式農作業分析表」活用による人と作業のマッチングの取組み
- 社会医療法人仁厚会 倉吉病院/あずさパン工房
- 病院で培った精神科リハビリテーションのノウハウを生かし、ぶどうの木を中心とした地域連携「コトづくり農援団」の仕組みづくり
- 社会福祉法人まつぼっくり まつぼっくり事業所
- サツマイモや杜仲の栽培を通した耕作放棄地の課題解決等の地域連携の取組み
- 特定非営利活動法人山陰福祉の会 さんふく楽団
- 西部圏域の地域農家と連携し農作業を行いつつ、地元食材を活用しながらの加工品製造の取組み
- 社会福祉法人和
- 障がいのある方が育て、収穫した大豆を自らの手で豆腐に加工し、提供まで行う6次産業化の取組み
- 社会福祉法人ウイズユー 下段グリーンファーム
- 野菜を育成・収穫し、大手スーパー・生食の健康食品として地域に必要とされている取組み