夢育てが、SVP東京の2024年度投資・協働団体に選ばれる
特定非営利活動法人ソーシャルベンチャー・パートナーズ東京(SVP東京)は、10月1日(火)、2024年度投資・協働先ソーシャルベンチャー4団体を発表しました。株式会社夢育て(東京都世田谷区)も投資・協働先の一つに選ばれました。
夢育てでは、最新の認知発達の教材(フォイヤーシュタイン理論に基づいた教材)や身体発達を促す体操(ブレインジム)、そして主体性を育てるために夢や希望を語る時間と農作業を組み合わせ、「人を育てる畑」という塾を運営しています。
SVP東京が目指す「Theory of Change(セオリー・オブ・チェンジ)」を通じた社会インパクト創出
SVP東京は、2003年の創設以来、社会課題の解決に挑む革新的な事業を支援しています。毎年、多くの団体から応募を受け、選考を通過した3〜5団体に対し、年間100万円を限度に資金提供を行うとともに、SVP東京のメンバーである「パートナー」が1〜2年にわたる経営支援を提供しています。SVP東京のパートナーは、経営コンサルティング、新規事業開発、マーケティング、IT、組織開発、PRなど、様々なスキルを持つ約100名のビジネスパーソンです。ほとんどのパートナーが本業を持ちながらも、仕事の後や週末を活用してソーシャルベンチャーと協働し、事業運営に深く関わりながら、どうすれば社会にインパクトを与えられるかを議論し、より良い社会を目指して活動しています。
SVP東京は、社会の課題がどのような背景やサイクルから発生しているかを見出し、システムごとより良い循環に変えることを目標としています。『Theory of Change(セオリー・オブ・チェンジ)』の進化を共に考え、個人や社会に本質的な変化をもたらすことを目指しており、パートナー自身もこの活動を通じて成長し、共感するインパクトの実現を目指してソーシャルベンチャーに伴走しています。
<SVP東京による主な協働サポート内容>
- 最大2年間、数名のパートナーがチームとなり団体と協働
- 各年100万円の資金提供
- 具体的な伴走内容:定期的なミーティング実施、事業計画・戦略策定、組織開発・組織設計、人事(採用・育成等)、マーケティング・PR、ファンドレイジング
*上記以外にも、各団体とSVPチームで話し合いの上、協働内容を決定します。
◾️SVP東京 コメント
私たちSVP東京は、創設以来社会課題に対する強い共感と実践を軸に、ソーシャルベンチャー支援を続けてきました。創設から20周年を迎え、第20期となる今回も社会課題解決に挑む多くのソーシャルベンチャーの応募がありました。半年にわたる審査を経て4団体が採択されましたが、採択団体をはじめ応募いただいた全ての団体の取り組みが意義のある素晴らしいものでした。今後もSVP東京のパートナー全員が力を合わせ、各団体の成長を支援し、社会にポジティブなインパクトを生み出していきたいと考えています。
関連情報
夢育て農園は、ノウフク・アワード2023でチャレンジ賞を受賞しています。