「第4回ひょうご農福チャレンジコンテスト」で生活介護事業所農楽NORAとわんにゃんワークスがグランプリに輝く!
兵庫県は、県内の障害福祉サービス事業所がこれまでに実施している農福連携の取組や事業アイデアを募集し、専門家からアドバイス等を得る「ひょうご農福チャレンジコンテスト」を開催しました。
各事業所によるプレゼンテーションを踏まえ、各分野の専門家から地域貢献性や工賃向上に資する取組であるか等、様々な観点から評価とアドバイスを受けました。
グランプリに輝いたのは、生活介護事業所農楽NORA(兵庫県加古川市)の「地域とつながり地域で生きる」とわんにゃんワークス(兵庫県尼崎市)の「兵庫の魚がつなぐ喜び~保護犬猫への愛情から生まれたペット用おやつ~」です。取組の概要は以下の通り。
生活介護事業所農楽NORA
3年前から障害者、特に重い障害がある人に農業ができるか挑戦している。重度障がい者は室内での作業が難しい人も多く、自然のなかで伸びのび活動できる農業は合っていると感じている。農福連携を通じて東はりま特別支援学校や障がい者団体と地域交流を行い、農業の素敵な部分を多くの人が知り、関わってもらうことを目指していく。
出典:兵庫県ウェブサイト第4回「ひょうご農福チャレンジコンテスト」グランプリ決定!」
わんにゃんワークス
地元の漁業関係者から提供された魚の廃棄部分を活用し、犬猫のための栄養価の高い魚おやつを製造。すべての製造過程で障がい者が関わっており、社会参加と自立支援を進め、捨てられる資源を無駄なく活用しSDGsへ貢献。尼崎だけでなく兵庫県全域で廃棄される魚を再利用する仕組みを広げていきたい。
出典:兵庫県ウェブサイト第4回「ひょうご農福チャレンジコンテスト」グランプリ決定!」
また、就労継続支援A型施設げんぶ(兵庫県赤穂市)の「農福連携で規格外野菜を特産品に!」が優秀賞を受賞し、赤穂市立さくら園(兵庫県赤穂市)の「『いつでも、だれでも』障がいのある方が地域で活躍できる農福連携II」が審査員特別賞を受賞しました。
このほか、古民家ホームなないろ(兵庫県西脇市)の「ソーシャルビジネスプロジェクト」と、Gelateria Presso(兵庫県三木市)の「わくわくする、地域一帯を巻き込んだコラボレーション」がエントリーしました。
関連情報
https://noufuku.jp/news/info-20240329-2/