JA横浜、農福連携をテーマにした直売所「べジポケット」オープン!

横浜農業協同組合(JA横浜)は、「ハマッ子」直売所南万騎が原店を、農福連携をテーマにした新しい直売所「ベジポケット」(神奈川県横浜市)として4月1日(火)にリニューアルオープンしました。
JA横浜では2023年度から農家の労働力支援や障がい者の社会参画を目指し、(株)農協観光と連携した農福連携施策を運用しています。『ベジポケット』を通じ、障がい者が農作業から販売までの一連のプロセスに携わることで、地域住民との交流を深め、自信を持って社会参画できる環境を整えます。
農福連携をテーマにした直売所の設置は全国的にも希有な事例です。◆生産から販売を一気通貫した農福連携のポイント◆
出典:JA横浜によるプレスリリース(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000129491.html)
- 「農福ポート」の設置
ベジポケットの敷地内に、農福連携で農作業を行う拠点施設となる「農福ポート」を設置しました 。農福ポートとは、障がい者が出勤する施設で、障がい者はこの施設から作業依頼をした農家のもとに出向きます。JA横浜では、これまで都筑区内にある農福ポートを拠点に横浜市北部エリアでの活動を展開していましたが、 今回 2 カ所目となる農福ポートを新設することで活動エリアを拡大します。- 「ノウフクバス 」の運行
ノウフクバスとは、直売所で販売する野菜を集荷してまわるベジポケットの専用車両です。生産した野菜を直売所まで運ぶ手間は 、どの農家にも共通する悩みですが、ノウフクバスはこの農家の悩みを解決する新しい取り組みです。
農家は専用アプリを通じてベジポケットへ連絡し、連絡を受けた障がい者チームが農家の軒先まで野菜を集荷してまわり、ベジポケットに並べ販売します。
「家や畑まで野菜をとりにきてもらえて本当に助かる」など、農家側からも大変好評なノウフクバスは 、毎週 1 回、管内農家の軒先をまわって野菜の集荷を行います。- 「農福野菜」の販売
ベジポケットでは、通常の野菜のほか、障がい者が生産に携わった野菜を「農福野菜」として販売します。
直売所へのアクセス
相鉄いずみ野線 南万騎が原駅から徒歩3分