温暖化から信州りんごを守る!CO₂を減らせる「バイオ炭」を広めたい 信濃毎日新聞社、11月14日までクラファンに挑戦(READY FOR)
募集概要
- 名称
- 信濃毎日新聞社によるクラウドファンディング「温暖化から信州りんごを守る!CO₂を減らせる『バイオ炭』を広めたい」
- 募集期間
- 2025年9月22日 (月) 〜 11月14日 (金)23:00
- URL
- https://readyfor.jp/projects/ringo_shinmai2025
募集内容について

信濃毎日新聞社は、信州りんごを地球温暖化の影響から守るため、脱炭素社会を考えるエコアクション企画「りんごと脱炭素社会〜Go!ゼロカーボン!」の一環で、りんご農家や福祉事業所と連携したクラウドファンディング(All-or-Nothing方式)に挑戦しています。
環境に優しい「バイオ炭」を活用した栽培を広げることを目的に、目標金額350万円を目指しており、集まった資金は以下の活動に利用されます。11月14日(金) 23:00まで支援ができます。
資金の使途
- 無煙炭化器の寄贈(2025年12月中)
- 農福連携のマッチング支援を行っている一般社団法人クロスオーバーを介して下記の長野県内の福祉事業所等10カ所に千曲市のモキ製作所製の無煙炭化器を寄贈します。
- バイオ炭の活用、信州りんごを取り巻く現状や地球温暖化に関する普及啓発(2026年1~2月)
- 無煙炭化器を安全に活用いただくための講習会、事業所による取り組みやバイオ炭に関するSNSやチラシ、POP、新聞などを通じた情報発信および広報のために活用します。
- リターンの準備および発送
「バイオ炭プロジェクト」参加事業所
- ずくや(長野市)/就労支援事業所
- カンタービレ(長野市)/就労支援事業所
- グリーンベイシス(須坂市)/就労支援事業所
- グローデイズ(東御市)/就労支援事業所
- 大町市社会福祉協議会(大町市)/社会福祉協議会
- 安曇野みらい農園(安曇野市)/就労支援事業所
- いたやりんご農園(安曇野市)/りんご園、障がい者支援活動
- Catnip(駒ヶ根市)/就労支援事業所
- ウィズファーム(下伊那郡松川町)/農園、就労支援事業所
- こぶし園(下伊那郡豊丘村)/就労支援事業所
“農福連携”でハードルを乗り越える
障害のある方に働く場を提供し、知識や技能の向上を支援する「就労継続支援事業所」と農家のマッチングなどをしている一般社団法人クロスオーバー(長野市)によると、これまでも県内のりんご農家から委託を受け、枝を拾う作業を事業所の利用者の皆さんが担ってきているそうです。
また、自分たちでりんごや野菜を栽培している事業所もあるといいます。枝拾いから炭作りまでの一連の作業を受託できれば、利用者にとってもプラスになるといいます。
一般社団法人クロスオーバーの沖村さやかさん のお話
出典:クラウドファンディングページ(https://readyfor.jp/projects/ringo_shinmai2025)の一部沖村さやかさん(一般社団法人クロスオーバー) バイオ炭作りによって作業量を増やすことができ、仕事の価値も上げることができます。今までの仕事の延長上にあるので取り組みやすいですし、炭を自分たちの農地で活用することもできます。
バイオ炭作りに携わることによって“二酸化炭素の排出を減らす”という環境保護の付加価値が付くので、利用者のやりがいや自立支援にもつながると感じています。
応援メッセージ
出典:クラウドファンディングページ(https://readyfor.jp/projects/ringo_shinmai2025)の一部私は、長野県松川町にて障がい者の方と一緒にりんご栽培をしています。「地球温暖化」は、りんご栽培にも影響を及ぼしており、今回のプロジェクトはりんご農家にとって大変重要なプロジェクトです。
農福連携でりんご栽培をしている所では、剪定枝を炭にする工程に障がい者の方に携わってもらう事ができ、地球に優しい作業が障がい者の工賃にも結びつきます。二酸化炭素の排出を減らし地球温暖化対策をすることは、農業の維持に不可欠であり、それは全国の農福連携事業者にとって現行通りの農作業を今後も行うことができるという、とても意義あることです。
ぜひ、多くの皆様のご協力をお願いいたします。
森下博紀さん(ノウフクコンソーシアム東日本会長、株式会社ウィズファーム 代表取締役)
関連情報
株式会社ウィズファームは、ノウフク・アワード2023でグランプリを受賞しています。