『厚生労働』(発行:株式会社日本医療企画)2022年12月号で農福連携の勉強会を紹介
株式会社日本医療企画が発行する広報誌『厚生労働』2022年12月号の「とびラボ*企画」では、「『農業×福祉』の可能性を探る」と題し、2022年8月に行われた勉強会「とびラボ企画~農福連携レストラン~」を紹介。主に勉強会での講演や9月に実施された「農福連携レストラン」の様子を取り上げています。
講演したのは、東海大学 文理融合学部経営学科 教授の濱田健司さん。「これまでの農福連携とこれからの農福連携」と題した講演では、構想が生まれた経緯や4タイプの農福連携のモデルを紹介し、「農福連携のはじめの目的はあくまで農業と障害者の課題解決だったわけですが、これからの農福連携がめざすものは、多様な人々が共生する『マチ』を、自然と人間が共生する『里マチ』をつくること」だと訴えました。
*とびラボとは
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou_kouhou/kouhou_shuppan/magazine/202212_00002.html)
厚生労働省では、職員が今の担当分野にとらわれず、自分自身の関心で新しい出会いや学びを求めてチャレンジすることを応援する提案型研修・広報制度があり、通称「とびラボ」(とびだす“R”ラボ)と呼ばれています。これは、職員が関心のある政策分野に継続的にかかわること及び厚生労働行政の政策分野における現場の支援者、当事者などと出会い、現場での実践に関する学びを深めることを支援することで、職員の厚生労働行政に関連する幅広い実践的な知識の習得および職務を行う意欲の向上を期待するものです。とびラボでは、職員が企画したこのような活動を発信しています。