群馬県前橋市に開設されたパーソルダイバース「まえばし穣(みのり)工房」で見学会を開催!自治体・JA・福祉関係者が一堂に会し、農福連携の未来を語る

※画像の出典はパーソルダイバースによるプレスリリース(https://persol-diverse.co.jp/news/13641/)
パーソルダイバース株式会社は、7月25日に6月に開設されたまえばし穣(みのり)工房(群馬県前橋市)で、見学会および意見交換会を開催しました。
群馬県農政部局やJA前橋市、福祉事業所関係者など、農福連携に関わる多くの関係者が初めて一堂に会する機会となりました。農福連携への理解を深めるとともに、今後の展望や支援体制のあり方など、実践的な意見交換が活発に行われました。
■まえばし穣工房の援農モデル
まえばし穣工房の援農モデル まえばし穣工房では、地域の農家から農作業を受託し、指導スタッフ1名と障害のある社員3~6名で編成された1チームが、農家の畑やハウスに赴いて農作業を行う「援農モデル」を展開しています。
圃場整備や苗の定植など、地域農家は作業に応じて必要な人材を確保できるため、人材不足の解消だけでなく生産性の向上も期待されています。
「まえばし穣工房」は、パーソルダイバース株式会社が展開する群馬県内5拠点目の農福連携の拠点です。2025年6月に開設され、地域農業を担う人材の不足と、障害のある方の就労機会不足という二つの課題の解決をめざしています。
「穣(みのり)」には、“五穀豊穣”のように、地域に根づいた障害者雇用と農業の実りが続くことへの願いが込められています。
まえばし穣工房 マネジャー 広瀬雄一さんのコメント
見学会を通じて、関係者の皆さまとつながりを身近に感じる大変貴重な機会となりました。今後も連携を深めながら、農業の人材不足と障害者雇用の拡充という2つの課題に向き合い、障害のある方が住み慣れた地域で自分らしさを発揮できる場を地域全体に広げていきたいと思います。
関連情報
社会福祉法人ゆずりは会 菜の花(群馬県前橋市)は、まえばし穣工房の職場実習に協力するなど、連携しています。