ノウフクマガジン#40

ノウフク・ラボ 2022キックオフミーティング開催!2年目は「果実を実らせる」
ノウフクピックアップ
NEW 2022年9月6日

ノウフク・ラボ 2022キックオフミーティング開催!2年目は「果実を実らせる」

2021年10月に発足したノウフク・ラボは、おかげさまで1年目を乗り越え、2年目を迎えることができました。ご参画いただいた研究員のみなさま、本当にありがとうございました。

このノウフク・ラボは、ノウフクの現場で生じる様々な課題をなんとかしようと、農福連携等応援コンソーシアム会員のみなさまの間で生まれた思いから始まりました。日本でも前例のない分野ですので、当初はどのように進めれば良いか漠然とした状況でしたが、同じような志をお持ちの方々へお声がけし、昨年度は多くの方に“研究員”としてご参画いただき、活発な議論を交わすことができました。そして、それぞれの立場や役割、活動している地域を越えてつながる「ノウフク・コミュニティ」という場ができあがったことを実感しています。

2022年度は、そのコミュニティに撒かれた種から芽が出て、それが幹となり、やがて果実となる、そのような取り組みになることを願っています。その活動を始めるにあたり、2022年8月22日にキックオフミーティングを開催しました。平日の昼間にもかかわらず、40の団体、60人の方にご参加いただき、大変活気のあるキックオフとなりましたので、ご報告いたします。

「ワクワク感」を持ちながら、具体的なアウトプットを生み出すラボへ

ノウフク・ラボ キックオフミーティングは、今年度の統括マネージャーを務めるNPO法人たがやす理事 天野雄一郎さんの挨拶から始まりました。

冒頭、立ち上げ時の思いや昨年度の活動を振り返りながら、ノウフク・ラボという場が、ノウフクに関心のある人たちに具体的に関わるきっかけを与えるだけでなく、それぞれ独自の視点を持った人たちがつながるプラットフォームであることの説明がありました。

今年度は「ノウフク事業所の取り組みを後押しするような優良事例や有益情報を発信する具体的なアウトプットを生む出すこと」を目標掲げ、これまで注力してきた「トイレ」「ウェアラブル」「ショップ」という3つのテーマをより一層推し進めたいとのことです。また、新しいことにチャレンジする一方で、研究員のみなさんがお互いにつながって「ワイワイ」やること、さらに農福連携等応援コンソーシアム皆川会長の言葉を引き継ぎながら、「ワクワク感を持ってラボを一緒に進めていきたい」という点も強調していました。

目標は「ノウフク・ラボの木に果実を実らせる」

続いてノウフク・ラボの企画ファシリテーターであり、NPO法人ZESDA 理事の瀬崎真広さんから、ノウフク・ラボのコンセプト、2年目の目標やテーマ、そして今年度のスケジュールについての説明がありました。

ノウフク・ラボのコンセプトについては、こちらでもお読みいただけますが、キックオフミーティングについては、次のようにグラフィックレコーディングとして記録しましたので、あわせてご覧ください。

1年目はノウフク・コミュニティが誕生、さらに企業との連携も

「異なるものとつながる力!」が合言葉のノウフク・ラボですが、2021年度は「ノウフクの輪」を広げるということを掲げ、ノウフクに関心を持つ人たちのためのプラットフォームとして「ノウフク・コミュニティ」が生まれました。そこではノウフクの現場での課題・問題について議論がなされるだけでなく、次のような成果もあったのです。

企業との現実的“つながり”ができたことで、ノウフクの活動が社会に対して価値を与えることの可能性を実感できた年度でもありました。

2年目は具体的活動を通じて果実を実らせ、Good Practiceを広く発信する

今年度の具体的な活動を進めるにあたり、次の図のようにリンゴの木にたとえて表現してみました。

「根」にあたる部分は、農福連携等応援コンソーシアム会員のみなさまのネットワーク、そしてそこから生まれてくる知恵を表しています。

「幹」は、そういったネットワークや知恵を有効に生かすための、研究員一人ひとりの活動を表しています。

「実」は、ラボ研究員の活動が具体的成果として果実をつけた状態を表しています。

今年度の販路拡大ラボの計画に例えて考えてみますと、ノウフク連携等応援コンソーシアム等の場に参画いただいている企業とのご縁(根)があり、そこから生産者と流通業者のマッチングの場を整えるという企画が生まれ(幹)、そして、マッチングの場を通じて、企業間での商談成約が実現することを目指しています(実)。

農福連携等応援コンソーシアムでの漠然とした思いからスタートしたノウフク・ラボですが、上記のように今年度の活動を通じて社会の中での成果を実感できるようになると、活動にも具体性が増します。さらに来年度以降こういった活動を継続する中で、ノウフク・ラボで生まれた価値が人や地域に還元され、参画する企業価値も一緒に向上していくと考えています。そして、こういった成果(Good Practice)を世の中に発信していくことで、日本中に「ノウフクの輪」が広がると信じています。

今年度のテーマは「トイレ」「テクノロジー」「販路拡大」の3つ

この3つのテーマは昨年度から引き継いだものですが、実はノウフクを現場で推進している関係者のみなさまから寄せられた課題の中で、特に解決が望まれている重要なテーマでもあります。

キックオフミーティングでは、各キャプテンからテーマにどう向き合って活動を進めていくのかについて説明があり、その後Zoomのブレイクアウトルームにテーマ毎に分かれて参加者のみなさまと一緒に活発な議論を交わすことができました。

各テーマの2022年度の取り組みについては、グラフィックレコーディングという形で記録しました。「これから何かが始まる」というワクワクした雰囲気を感じながら、ぜひご覧ください。

ラボ01 トイレ

キャプテンは、2021年度「トイレ」チームを率い、2022年度のノウフク・ラボ統括マネージャーを務めるNPO法人たがやす理事の天野雄一郎さんです。
サポーターとして、神戸学院大学の橋川先生、金城学院大学の川本先生、そしてトヨタ自動車の内山田さんにご参画いただきます。
トイレラボのグループディスカッションの様子(画像をクリックすると拡大表示されます)

ラボ02 テクノロジー

キャプテンは、2021年度「ウェアラブル」チームを率いた社会福祉法人ゆずりは会 菜の花の小渕久徳さんです。
サポーターとして、京丸園株式会社の鈴木厚志さん、鈴木緑さんにご参画いただきます。
テクノロジーラボのグループディスカッションの様子(画像をクリックすると拡大表示されます)

ラボ03 販路拡大

キャプテンは、昨年度「ショップ」チームを率いた一般社団法人日本基金 事務局長の太田みどりさんです。
サポーターとして、千房ホールディングス株式会社の小岩さん、株式会社アクアヴェールの謝花さんにご参画いただきます。
販路拡大ラボのグループディスカッションの様子(画像をクリックすると拡大表示されます)

2022年9月より活動スタート、2023年2月に最終報告

今年度のノウフク・ラボは、次のスケジュールに沿って活動していきます。

2021年度はコロナの影響でオンラインでのワークショップが中心となりましたが、今年度予定している4回のワークセッションでは、実際に現場に足を運んだりと、必要と思ったら積極的に具体的な行動に移していきたいと考えています。

まずはトライ&エラー(実験)の場として楽しく続ける

2021年度以上に活発な動きとなることが予想されるノウフク・ラボですが、決して強制的な活動ではありません。天野統括マネージャーが冒頭の挨拶で「ワクワク感」を強調していましたが、楽しくなければこういう活動は続かないものです。楽しんで、そのワクワクから何ができるかなぁと考えながら参画いただくことが大事だと考えています。

そもそもラボ(研究所)の活動というのは、トライ&エラーの連続です。失敗しても全然大丈夫。恐れず。積極的に参加していただけることを願っています。

そして、1人では決して実現できないようなことでも、ノウフクに携わる人たちがチームとして集まれば、今よりも社会に多くの価値が提供できるようになります。そうすれば、より良い未来は確実に見えてきます。2023年2月の最終報告に向かって、「ワクワク感」を持ってみんなで一緒に進んでいきましょう!

以上でキックオフ・ミーティングの報告となりますが、この様子は農福連携等応援コンソーシアム会員専用サイトから動画でもご覧いただけます。

また、ミーティングの全ての様子をグラフィックレコーディングとして記録しましたので、あわせてご覧いただけると嬉しいです(下の画像をクリックすると拡大表示されます)。

なお、3つのラボ(「トイレ」「テクノロジー」「販路拡大」)について、初回のワークセッションはオンライン開催で以下を予定しています。

トイレラボ

開催日:2022年9月22日(木)10:00〜12:00
内容(予定):自己紹介、チームビルディング、今年度の計画案共有、
       トイレキャンプ実施内容ブレスト、トヨタ様との対話など

テクノロジーラボ

開催日:2022年9月30日(金)10:00〜12:00
内容(予定):自己紹介、チームビルディング、今年度の計画案共有、京丸園様講話など

販路拡大ラボ

開催日:2022年9月22日(木)13:00〜15:00
内容(予定):自己紹介、チームビルディング、今年度の計画案共有、
       座談会について、八天堂様・アクアベール様のご講演など

2022年度もノウフク・ラボに多くの方からご参画いただけること、そして日本中に「ノウフクの輪」が広がることを願っています。

投稿者: ノウフクWEB編集部

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